厳選!信州蕎麦ツアー「時香忘」

さて、パン屋の「ピエニュ」を後にして、次は蕎麦の「時香忘(じこぼう)」に伺いました。

ここも、ずっと行ってみたいお店だったら、連れて行ってもらえて、超うれしかったです!
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お店の周りは、色づき始めた山々や、せせらぎが聞こえる小川に囲まれています。国道沿いですが、見渡す限り自然の景色しか目に入ってこないような、とても静かなところに立地しています。
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お店の建物も、とても凝った造りです。長いエントランスを抜けて・・・
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お店の中に入ると・・・
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店内も、こんなにオシャレ!

このお店の蕎麦は、つなぎに小麦粉を一切使わず、できるだけ蕎麦本来の味を楽しんでもらいたいとのこと。まずやってきたのは・・・
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焼きそばがき。海苔を巻いて、醤油につけていただきます。

味はとても力強い、野趣に溢れた味わい。厳しい自然の大地そのままが、口の中に広がっていくよう。想像を超えた力強さに、カウンターのパンチをもらった気分。「おいしい」というよりも、「すごい」という感じ。

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続いて、僕が注文した夜明け蕎麦。
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美しい!美しすぎる!

黒いところは、粉挽きの田舎蕎麦。白いところは、更級蕎麦。黒と白の2色の蕎麦が、ほんのわずかなつなぎだけで、きれいにあわさっている。美しすぎて、しばらくウットリしていました。
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つけ汁もついてきましたが、「よかったら塩で召し上がってください。」と、3種類の塩が出てきました。沖縄のぬちまーす、広島県の藻塩、アンデスの岩塩の3種類。こだわってますね~。

蕎麦は、しっかりした歯応え、しっかりした風味。
2色の風味の違う蕎麦が、同時に口の中に飛び込んでくるので、味の表現は難しいな。でも、おもしろかったよ。

せっかく3種類も塩を出していただいたので、いろんな食べ方を試してみた。
蕎麦に塩を順番に振りかけたり、普段と同じように、つけ汁に浸したり。
結局、僕が一番気に入ったのは、焼き蕎麦がきにつける醤油をほんの少しだけ蕎麦にたらし、これまたほんの少しのワサビを蕎麦につけて食べる。蕎麦を刺身のように食べてみるのが、一番気に入りました。

さて、この夜明け蕎麦もおいしかったのですが、しょうちゃんが注文した蕎麦を一口いただいたら、僕は椅子からひっくり返りそうになりました。
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こちらは予約が必要な、野点(のだて)蕎麦。

この蕎麦は、蕎麦の実を石臼で挽かずに、一晩水につけて杵で実を潰し、通常の数倍の時間をかけて捏ね上げていくという蕎麦。きれいなヒスイ色の蕎麦を一口いただくと、まるで、蕎麦の実が口の中で弾けたようなおいしさ!なんという瑞々しさ!なんという風味! 蕎麦の実が持っている香り、旨み、甘みが口の中で瑞々しく弾け、口の中があっという間に蕎麦の風味一色になる。

これはすごい!唯一無二の味。ブラボー!!!

これまでに食べてきた蕎麦とは、次元が違う。
大げさに聞こえるかもしれないけど、今まで食べてきた蕎麦と、この野点蕎麦を比べると、うどんとラーメンくらい違う。もう、全く別の麺という感じだ。

レジで会計をする際、お店の奥様に感想をお伝えしたら、お忙しい中にも関わらず、このお店の蕎麦について、とても丁寧に説明してくださいました。ありがとうございます。

あ~、しかし本当においしかったよ!このお店には是非、また来たい!
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